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がん保険は本当に必要なのか

テレビのコマーシャルや新聞、雑誌などに掲載されている広告を見ていると、「がん保険に加入しておかなければ、いざいうときに大変な思いをします」といった主旨のことが書かれていると思います。
確かに、現在最も死亡率が高いとされている病気はがんです。
そう考えてみると、長い人生の中でがんを経験する可能性というのは、かなり高いと言っても良いでしょう。
もちろん別の病気によって入院や治療が必要になる可能性も同じだけありますが、がんの場合には一度かかってしまうと、必要な治療費が高くなることも多いという問題があります。
また、がんは他の病気と比較すると、再発しやすい病気でもあります。
そのため、一度完治したと思っても、その後がんが再発して、また高額の医療費が必要になるケースも多いのです。
そういったがん治療についてのリスクが一般にも広く知られるようになり、近年では若いうちからがん保険に興味を持つ人が非常に多くなりました。
保険会社側でも、色々なタイプのがん保険を次々に発売して、コマーシャルや広告によってその必要性を訴えています。
しかし、がん保険への加入を検討する際には、まず本当にがん保険に加入することでメリットが生じるのかどうかを検討してみる必要があるでしょう。
そもそも保険という商品は、どんな事態になっても経済的に困らないと自信を持って言える人は、加入しなくても良い商品です。
預金でどんな事態も乗り越えることができるのなら、わざわざ保険料を支払って保険に加入する必要はないのです。
ただ、ほとんどの人は、「何が起こっても大丈夫」と思えるほど預金できているわけではないでしょう。
そこで、保険に加入するわけです。
しかし、だからといってどんながん保険でも良いから加入しておく、というのでは意味がありません。
まず、がん保険の多くは適用される治療や薬剤の種類が非常に限定されています。
そのため、一つがん保険に入っているからといって、どのようながんにかかった場合でも安心できるとは言えません。
できるだけ多くの場面で役立つがん保険を選んで加入することが大切でしょう。
また、医療保険でカバーできる範囲とがん保険でカバーする範囲の区別をしっかり付けておくことも重要で、保険内容が重なっていたり、保障内容が偏っていたりしないようにそれぞれの保険の内容を確認しながら、保険選びを進めていく必要があります。
現在提供されている医療保険の中には先端医療や一部のがん治療に適用される種類のものもありますので、そういった医療保険に加入している人はがん保険に新しく加入するよりも、医療保険の保証範囲を広げてがん特約などを追加した方が良いという可能性もあるでしょう。
本当に必要ながん保険というものは、人によって大きく異なってきますので、その点をよく理解してから保険選びを始めなくてはなりません。
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